「源氏物語絵巻 第十八帖 松風」

genji18-s

“Genji Monogatari Emaki no.18 Matukaze” 
源氏は明石の上と明石の姫君を京に呼びます。
明石の上の邸は、嵯峨の大堰川の川辺にありました。
大堰川の風景は、明石の風景とも似通っていてます。
明石の上は、松風の響きに合わせて琴を弾いたりして暮らしました。
(12×13.5cm)

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「源氏物語絵巻 第十八帖 松風」」への6件のフィードバック

  1. hazue

    こんにちは~
    「源氏物語絵巻 第十八帖 松風」
    素晴らしい作品ですね♪♪
    和紙クラフト、よく知らないのですが、
    難しいのでしょうね。
    嵯峨の端に住む私は感慨もひとしおです。
    訪問していただき有難うございます。

  2. ymatsu

    hazueさん
    ありがとうございます。
    源氏物語には、賢木・松風・薄雲の巻など嵯峨の風景が随所に書かれています。
    私も嵯峨野は好きで、何度も散策しました。
    嵐山あたりの風景を思い起こしながら描いてみました。

  3. sachi

    全くの素人ですが、
    このような作品の場合 下絵を描かれた後に和紙を
    張って行かれるのですか。
    とても繊細な作品におどろいてしまいました。
    「簾に月」 秋の風情が素晴らしい!
    ススキがとっても素敵です。
    先日はコメントを有難うございました。

  4. ymatsu

    sachiさん
    ありがとうございます。
    源氏物語絵巻のシリーズの和紙画による作品は、構想を考えてそれに合った和紙選びから始めます。
    友禅和紙の柄をそのまま使うことも多く、私は下絵はほとんど書きません。(馬や人物の表情などは書きますが・・・)
    和紙の柄で表現できないもの、たとえば今回の松、琴などは手書きで加筆しています。
    「簾に月」では、夜の闇を表現するのに料紙を使いました。ススキは、手書きです。

  5. hirono

    ホントに素敵ですね。細かい作りなのに、リアルななところと情緒あふれるところがすごく良いですよね。。表現力がすごいです。

  6. ymatsu

    hironoさん
    ありがとうございます。
    大堰川に使った友禅和紙、背景の秋草文様の友禅和紙の色合いと組み合わせがよかったのではないかと思います。
    源氏物語の中で「松風」は私自身も好きな作品です。

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