参加イベント・お知らせ:Notice」カテゴリーアーカイブ

『和紙のつどい・雛展』

和紙のつどい・雛展

彩人形 岩井昌子 草薙郷子 酒井佳子 松山祐子 
2017年 2月2日(木)~2月8日(水) 午前10時~午後7時
渋谷・東急本店 6階 家具売場 特設スペース
https://www.tokyu-dept.co.jp/honten/news/detail.html/?id=478
http://www.tokyu-dept.co.jp/honten/
協力:お茶の水 おりがみ会館 http://www.origamikaikan.co.jp/

キットによる折り紙講習がございます。会場にて随時、承ります。
受付時間: 各日 午前11時~午後5時
(折り紙講習します内容につきましては後日、詳しくお知らせいたします。)

作家の個性溢れる和紙によるお雛様をはじめ、創作人形、和紙造形の作品の数々をご高覧いただけましたら幸いです。

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五節句をめぐる花遊び

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2017年の「和紙のつどい・雛展」では雛の作品をはじめとして、季節の節目を祝う五節句をめぐる植物をテーマに展開いたします。
季節の節目を祝うを五節句では、上巳の節句の華やぎ、端午の節句の凛々しさなど、それぞれの節句の季節を象徴してきた植物に心を託し、願いを込めてきました。季節の移ろいを伝える植物は、暮らしに彩りと潤いを与えてくれます。

雛を飾り始める季節に ~五節句をめぐる花遊び~ と題し、リアルな大きさからミニチュアまで和紙素材の持ち味を生かし、小さな空間で季節を愉しめる作品を御覧に入れたいと思っております。

画像の作品は、1月7日の人日の節句に向けたしつらいとして、新春の寿ぎを卜伴(ぼくはん)椿と花包みに込めたものです。
日本の在来植物として松や竹とともに不老長寿や永続性など瑞祥を象徴するものとして尊ばれてきた椿。花文化が栄えた江戸時代、新発見や品種改良によって多彩な咲き方、花色の椿が現れました。そのひとつに江戸初期には存在し、今に伝わる春咲きの卜伴(ぼくはん)椿があります。関西では、月光(がっこう)椿と呼ばれています。

濃紅色の花色と小さな花びらのように変化した雄蕊(ゆうずい)の対比が鮮やかな唐子咲きの卜伴椿を花径4.5㎝ほどに縮小して表しました。椿を飾った花包みは、吉祥の図柄の友禅和紙を組み合わせ、立体的に折り上げました。

Camellia Japonica ”Bokuhan”

「和紙のつどい・雛展」
2017年2月2日(木)~2月8日(水)
東急本店6階 家具売場 特設スペース
協力:お茶の水 おりがみ会館 

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一日講座のご案内「早春の花たち」

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和紙クラフト「早春の花たち」
2017年1月9日(月) 成人の日 10:00~12:00 
小津和紙 ( 東京日本橋 http://www.ozuwashi.net/ ) 
 
春を先取りし、早春の庭を彩る可憐なスミレ・スノードロップ・クロッカスを和紙の色合いによって表現します。
春野の風情がある小さく素朴な花の特徴を簡略にして表し、早春の清々しく躍動感ある季節を伝えます。白い和紙の風合いを生かして立体的な花包みにアレンジし、置いて飾っていただける形に一回の講座で仕上げます。(作品の高さは、花包みを含めて12~15cmほどです。)

講座のお申し込み・お問い合わせは、小津和紙 文化教室の下記のリンク先 
(一日講習会のページhttp://www.ozuwashi.net/lectureship_trial.html)までお願い申し上げます。

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「日本のまつり」展に寄せて

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「日本のまつり」展 (お茶の水 おりがみ会館 :おりがみギャラリー)が最終日を迎えました。ご来場いただきました皆様には御礼申し上げます。

今回、展示致しました江戸末期の神田祭の祭礼行列のなかで、一番山車の諫鼓(かんこ)山車は平成になって復活し、現在の神幸祭で江戸の面影を偲ぶことができます。神田祭は明治半ばまでは、華やかな山車を町ごとに曳き回すことが中心の祭礼でした。また、舞踊や寸劇、お囃子や仮装行列などの附け祭(つけまつり)が神幸祭の行列に加わる盛大なものでした。明治維新によって江戸幕府の公式の行事から東京の都市祭礼へと移り変わり、明治半ば以降は、電線や鉄道の普及による街並みの変貌、不景気などによる社会情勢の変化など諸事情により、山車から神輿の渡御が祭りの中心になっていきました。
平成になって神幸祭での諫鼓(かんこ)山車の復活と共に、附け祭も現代の事情に合った形で復活しました。また、江戸開府以前から江戸初期に神田祭の主体であった神事能も復活し、江戸の文化が今に受け継がれています。

多くの方にご覧いただく機会が得られ、応援いただき励みとなりました。今後とも宜しくお願い申し上げます。

”Kanda Festival”

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一日講座のご案内「蔦のリース」

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「 蔦のリース 」
2016年11月23日(水) 勤労感謝の日 10:00~12:00 
小津和紙 ( 東京日本橋 http://www.ozuwashi.net/ ) 
 
秋から冬へと移ろう季節を蔦紅葉で表現します。葉色の移り変わりを和紙の繊細で多彩な色合いと柔らかさで伝えます。葉色のバランスと間を考えながら配置し、立体感のあるリースにアレンジします。作品は、立てて飾っていただける形に一回の講座で仕上げます。

(高さ15cm、幅12cm)

講座のお申し込み・お問い合わせは、小津和紙 文化教室の下記のリンク先 
(一日講習会のページhttp://www.ozuwashi.net/lectureship_trial.html)までお願い申し上げます。

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「日本のまつり」展より 

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「日本のまつり」展より、江戸時代末期の神田祭 祭礼行列の展示風景です。
神田明神は、徳川2代将軍秀忠の時代に、江戸城の表鬼門を守護するために現在の地に遷座されました。現在の大手町の将門塚付近に創建されたのは、天平2年(730)と奈良時代まで遡ります。

画像は、神田祭の行列より山車の一番、日本橋大伝馬町の「諌鼓鶏(かんこどり)」、「武蔵野」、「石橋(しゃっきょう)」の順に配置したものです。天下泰平を祈願する江戸の祭りとして、3台の山車を選びました。山車それぞれにつきましては、リンク先の記事を参照ください。

江戸幕府の開かれる以前の神田祭では、神事能が主な行事として行われていたと伝えられています。幕府が開かれてからも享保年間に諸事情で断絶するまで続きました。能学の「石橋」を題材とした山車は、神事能の伝統を想い起します。

「日本のまつり」展では、和紙人形作家による日本各地に伝わる祭を題材とした作品が多数、展示されております。会場にてご高覧いただけましたら幸いです。

「日本のまつり」
2016年9月2日(金)~10月22日(土)
午前10:00 ~ 午後5:30 ( 日曜・祝日 休館)
お茶の水・おりがみ会館 中2Fギャラリー 

おりがみ会館(http://www.origamikaikan.co.jp/

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神田祭より 「石橋」

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江戸時代の神田明神の祭礼行列より、能学の「石橋(しゃっきょう)」を題材とした山車を和紙で立体化したものです。「石橋」は、牡丹の花が咲き乱れる石橋を巡り展開される演目です。「石橋」のあらすじは、以下のものです。

寂昭(じゃくしょう)法師が清涼山(せいりょうざん)にやって来てきます。石橋を渡ろうとしたところ、童子が現れて行く手を止め、神仏の加護がなければ渡れるものではないと諫めました。橋の向こうは文殊菩薩の浄土であり、やがてめでたい前兆である奇瑞(きずい)が表れるのでここで待つようにと告げます。まもなく文殊菩薩の使いの獅子が石橋に現れ、咲き乱れる牡丹の花に戯れ泰平の世のめでたさを舞い納め、獅子は獅子の座に帰ります。

画像の作品では、深山幽谷にある「石橋」の架かる清涼山の岩肌を和紙の柔軟性によって凹凸を出しながら表現しました。山の岩肌には、花径を3センチほどに縮小して表した牡丹を植え込みました。石橋の背後には、松と笹、牡丹の植え込みを和紙の薄さと強さ、色合いで表しました。ちぎる、丸める、紙縒る、貼り合わせるなど紙素材ならではの表現を組み込んでいます。

江戸時代の神田祭の山車では、牛が山車を曳きました。牛の表現には、紙を少しずつちぎって粘土のように扱い重ね、骨格を肉付けしていく紙塑(しそ)的な人形の技法で表現しています。牛の毛並みの光沢感は、楮の和紙の持つ風合いによるものです。紙塑的な表現では紙を重ねた分、重くなります。牛の重さと動きによって山車のバランスを保ち、作品全体の調和をとっています。

「日本のまつり」
2016年9月2日(金)~10月22日(土)
午前10:00 ~ 午後5:30 ( 日曜・祝日 休館)
お茶の水・おりがみ会館 中2Fギャラリー 
https://www.origamikaikan.co.jp/

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神田祭より 「武蔵野」

kandasai-16-2(人物制作:岩井昌子 山車・小道具制作:松山祐子)

江戸時代の神田明神の祭礼行列の山車より、「武蔵野」を題材としたものです。人物の制作は、和紙人形作家(駒子の紙人形)岩井昌子氏によるものです。

神田明神の祭礼では、氏子の各町々より趣向を凝らした山車が出されました。祭礼行列を描いた錦絵には、”薄に月”の造り花による山車が複数の町で出されていたのをみかけます。”薄に月”というと「武蔵野」を象徴するイメージとして、古来より親しまれてきました。

武蔵野は 月の入るべき 山もなし 草よりいでて 草にこそ入れ

の歌に代表されるように、「武蔵野」はどこまでも広がる原野の風景に浮かぶ月の名所として、和歌や物語などの文芸、絵画・工芸などの題材として受け継がれてきました。
大型の人形が飾られた華やかな山車が数多く出されるなかで、”薄に月”の侘びた風情は、江戸の地の歴史を感じます。江戸の町はたびたび大火に見舞われました。困難な状況でも祭りの山車を欠かさず、町の再興・繁栄を幕府が開かれる以前の「武蔵野」の風景に込めたとされています。江戸の町を象徴する題材として「武蔵野」のイメージは、江戸の町の人々に受け継がれ、粋な江戸の人々の想いが託されてきたことが窺えます。

画像作品は、山車のテーマを和紙の繊維のきめ細やかさ生かした薄と和紙の抑えた光沢感のある銀の月を取り合わせ、色和紙を生かした傘にあしらいました。
傘を支える柄、山車の車輪を支える軸は木を使っています。紙を幾重にも重ねて表現した牛によって山車のバランスをとり、山車の重さを支えています。人物、牛、祭り囃子の楽器、薄と月の造り花、傘の装飾、山車が一体となって調和するよう、それぞれの細密な表現を実現するための素材や色の選択から始まり、それぞれの和紙の特性を生かして表現しています。

「日本のまつり」
2016年9月2日(金)~10月22日(土)
午前10:00 ~ 午後5:30 ( 日曜・祝日 休館)
お茶の水・おりがみ会館 中2Fギャラリー 
https://www.origamikaikan.co.jp/

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「日本のまつり」

kandasai-16-1

(人物制作:岩井昌子 山車・小道具制作:松山祐子)

「日本のまつり」
2016年9月2日(金)~10月22日(土)
午前10:00 ~ 午後5:30 ( 日曜・祝日 休館)
お茶の水・おりがみ会館 中2Fギャラリー
 (https://www.origamikaikan.co.jp/

9月2日より、お茶の水 おりがみ会館にて「 日本のまつり」展が始まります。
今回の展示では、和紙人形作家(駒子の紙人形:おりがみ会館講師 )岩井昌子氏と神田祭を題材に共同制作した3台の山車を展示いたします。
人物の制作は、和紙人形作家(駒子の紙人形)岩井昌子氏が担当し、山車とそれを曳く牛、人物の持つ小道具などを私(松山)が担当しました。
制作にあたっては、江戸末期に描かれた「神田明神祭礼絵巻」(住吉内記広定画)をはじめ、神田祭の祭礼行列を題材とした錦絵より取材しました。山車の高さに合わせて人形の寸法を割り出し、山車や人物の半纏など和紙の色合いを活かしております。

神田祭は江戸を代表する祭礼で、日枝神社の山王祭とともに「天下祭り」と称して江戸城内への祭礼行列の巡行も許可され、将軍上覧された盛大なものでした。
画像の作品は、神田祭より山車の一番、日本橋大伝馬町の諌鼓鶏(かんこどり)です。山車の高さ(鶏の尾羽を含め)は50cm弱、人形の高さは10cm程の大きさで制作しております。
鶏の止まっている太鼓を諌鼓(かんこ)といいます。世の中が平安であれば治世を諫めるために鳴らされる諌鼓が鳴ることがなく、鶏も安らかに止まっていられるという、中国の伝説に由来し天下泰平を表しています。

「日本のまつり」展では、館内に和紙人形作家が集い、日本各地に伝わる祭りを題材として制作された作品が多数展示されております。群像ならではの勢いのある作品、作家の個性あふれる多彩な表現を会場にてご高覧いただけましたら幸いです。

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