和紙の繊細な色と文様を生かし、立体感のあるリースに仕立てた一作。リースには、多彩な緑系統の友禅紙と金・銀色の友禅紙を取りわせて柊の葉を切り出しました。友禅紙の抑えた光沢感と文様によって現れる立体感を生かし、シンプルにまとめました。
“Christmas wreath”
和紙の繊細な色と文様を生かし、立体感のあるリースに仕立てた一作。リースには、多彩な緑系統の友禅紙と金・銀色の友禅紙を取りわせて柊の葉を切り出しました。友禅紙の抑えた光沢感と文様によって現れる立体感を生かし、シンプルにまとめました。
“Christmas wreath”
円窓に見立てた白い和紙の周囲を蔦が覆うようなイメージでリースに仕立てたものです。パネル、円窓、葉、蔓をそれぞれが自然に馴染む和紙素材の取り合わせにより、秋から冬へと移ろう季節の趣を色で表しました。蔦の照葉の鮮やかな紅のなかに僅かに残る緑に秋の名残りを込めました。
“Ivy”
草木の生命感を伝える緑色。春の芽吹きの緑を伝える萌黄色、松葉のような松葉色、常緑樹の葉のように深い緑の常盤色など多様な緑を伝える和紙を集め、リースにしたものです。緑の濃淡、明暗の変化によって青楓の涼やかな風情を表しました。
”Green maple wreath”
雲文様の友禅紙の折り紙によって青を基調にクリスマスリースに仕立てたものです。ビーズの装飾があるリボンをリースにあしらいました。リースの背景には、同系色の色紙と染色の変化がある板締和紙を取り合わせて、立体感を出しました。
木々の葉が色づき始める頃。冬を前にして華やかに紅葉や黄葉のグラデーションに彩られる雑木林の景色をイメージし、リースに仕立てました。
実物の葉と同じほどの厚みと手触り、染色の変化を持った和紙の持ち味を生かして立体的に表しました。
”Fallen leaves wreath”
ヒイラギの深い緑色とシロタエギクの銀白色の取り合わせによるクリスマスリース。
粉を吹いたような風合いとふっくらとした質感に特徴があるシロタエギクを板締和紙の微細な色の変化で表現しました。
ヒイラギの葉も単色ではなく、濃淡のある板締和紙の特質を生かしました。
紙紐を植物の蔓に見立てリース状にまとめたものを土台にして素朴な味わいを出したいと思いました。
リボンには、金色の揉み紙を使い立体感を出しました。
(直径:11cm)
“Christmas Wreath”
質感の異なる和紙の緑色で立体感を出しました。和紙のリースにはからかみの文様で装飾し、立体感のある和紙フレームと合わせました。
(色紙:12×13.5cm)
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