和紙画:washi-ga」カテゴリーアーカイブ

「枯野」

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“Winter filed”
冬の野。
荒涼とした風景も春にはまた芽吹き、緑の野が再生されます。
友禅紙の色合いと図柄からイメージが広がりました。
立ち枯れた草が薄っすらと雪で覆われた野の風景を友禅紙と白い和紙で表わしました。
白い和紙をちぎって雪の質感を出しました。
サイズはポストカードの大きさです。
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「菊の宴」

“Fragrance of Chrysanthemum”
清楚で気品に満ち芳しい香りを持つ菊。
10月26日は旧暦では9月9日、重陽の節句にあたります。
菊の香りに包まれ、長寿延命と健康を願う菊の宴を華やかな菊柄の能千代紙を使い表わしました。
色違いのものを二重、三重と重ね合わせて奥行きを出しています。
背景はかな料紙を使っています。
(12×13.5cm)

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「虫の音」

“Autumn Grasses and Moon”
虫の声が響きわたる萩や薄の広がる野原。
野を吹く風も清々しく感じられます。
秋の月夜の趣を千代紙と友禅紙を使い表わしました。
(12×13.5cm)

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「玉鬘(たまかずら)」

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“Genji Monogatari Tamakazura”
源氏物語第二十二帖より登場する玉鬘をイメージしたものです。
玉鬘の巻では第四帖で夕顔が亡くなったあと、残された幼い玉鬘がどのように成長してきたかが語られています。
乳母の一家に庇護され、乳母の夫の任地となった筑紫(北九州)で成長します。
筑紫から苦難を経て京に上り、源氏の養女として迎えられます。
源氏を始めとして周囲の人々の思惑がめぐらされる中で賢明に生きていきます。

第二十五帖 蛍~第三十一帖 真木柱、第四十四帖 竹河で玉鬘をめぐる物語が展開されています。
可憐な秋草や橘の花が描かれた友禅紙と露芝文様の友禅紙(友禅和紙)を流水に見立てたところに扇面流しを配して玉鬘を和紙画によってイメージしました。
玉鬘という言葉は、黒髪の美しい様をいいます。
髪は自然に伸びていくもので自分の意にならぬもの。
玉鬘には宿命という意味合いも込められていると思います。
同じ数奇な運命を持つ浮舟、対照的な玉鬘の存在により際立つように思います。
(12×13.5cm)

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