
紅色の小さな花穂が愛らしい野草、イヌタデ。細やかな花と躍動感ある葉を薄紅色のグラデーションの和紙と柔らかな緑の和紙で表し、素朴な味わいの陶器にあしらいました。
” Creeping Smartweed ”

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紅色の小さな花穂が愛らしい野草、イヌタデ。細やかな花と躍動感ある葉を薄紅色のグラデーションの和紙と柔らかな緑の和紙で表し、素朴な味わいの陶器にあしらいました。
” Creeping Smartweed ”
夏の水辺を爽やかに彩るハンゲショウ。半夏生の頃(7月2日の頃)に花をつけ、上部の葉の一部が白くなるところに特徴があります。白い花穂と緑の葉色をそれぞれの特質に合わせた和紙の選択によって表し、陶器の一輪挿しにあしらいました。
身近にみられる夏の野の花、昼顔。素朴で小さな淡い色合いの花は清涼感を伝えます。薄口の和紙の繊維の強さを生かして表し、陶器の一輪挿しにあしらいました。
”Calystegia japonica”
深山に咲くオオヤマレンゲ。清雅な純白の花は広やかな葉の上に浮かび上がり、うつむき加減に咲く姿は優美です。大輪の表情豊かな花の風情を異なる質感の和紙の取り合わせ方によって表し、木製の花器にあしらいました。
“Magnolia sieboldii”
薄紅色の花色が可憐な笹百合。笹のようなたおやかな葉が優しい野に咲く百合を薄紅色のぼかしが入る和紙によって表し、陶器の一輪挿しにあしらいました。
”Lilium japonicum”
夏の夕暮れ、鮮明な黄色の花を優美に咲かせるマツヨイグサ。
夏草の勢いと優しく儚い花の風情を和紙の色合いと柔らかな質感によって表し、竹の花器にあしらいました。
“Evening primrose”
甘みのある葉に特徴のあるアマチャ。アマチャの葉は、4月8日の灌仏会(かんぶつえ)に用いられてきました。ヤマアジサイの繊細で侘びた風情を持つ白い花色のシロアマチャを薄くしなやかな和紙の特質を生かして表し、グラスにあしらいました。
” Hydrangea”
初夏から秋、愛らしい花を名の表すように次々と咲かせるニチニチソウ。江戸時代、日本に渡来したとされる多年草です。直立した草の先端に平らに開く花の風情を和紙のしなやかさで表し、グラスにあしらいました。
”Catharanthus roseus”