和紙花暦:Four seasons of flowers」カテゴリーアーカイブ

杜鵑草

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秋、しっとりとした情趣を伝えるホトトギス。多くの日本固有の種を持ち、日本各地でみられる山野草として、素朴で野趣ある姿が愛でられてきました。
杯形の花を落ち着いた色合いの和紙に斑点を描き入れて表しました。花のつき方、葉のつき方が律動的なところに特徴のあるホトトギスを和紙の柔軟性を生かして動きを出し、陶器にあしらいました。

”Tricyrtis hirta”

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紅葉葵 (もみじあおい)

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おおらかな大輪の花と青楓のような繊細な葉の風情が涼やかなモミジアオイ。
紅蜀葵(こうしょくき)とも呼ばれています。遠目にも引き立つ艶やかな花は、夏の一日花の儚さも漂わせます。花と対照的な葉の取り合わせを異なる和紙の質感によって表しました。

”Scarlet rose mallow”

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半夏生

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夏至から数えて11日目を「半夏生」と呼ぶところに由来する名を持つハンゲショウ。
2016年は7月1日が、半夏生にあたります。半夏生の頃に葉の一部が白くなり、花穂に白い細やかな花を咲かせます。水辺の花として親しまれてきました。白の和紙と緑の和紙を取り合わせ、清涼感あるハンゲショウを表し、竹の花器にあしらいました。

“Lizard’s tail”

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鉄線

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大輪の花と蔓と葉の躍動感が涼やかな鉄線。花びらや葉の輪郭のくっきりとしたと線に清々しさを感じます。しゃっきっとした和紙の切り口による線により、鉄線の風情を表し、表面に微かな凹凸のあるガラスの器にあしらいました。

”Clematis”

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昼顔

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涼やかで可憐な花に野の風情を感じる昼顔。
優しい淡い色合いの花は、飾り気がなく野の花の強さを内に秘めています。
蔓と葉の動きには夏草の勢いを感じます。柔らかな染色の和紙の風合いを生かし、立体感ある花扇画に表しました。

”Calystegia japonica”
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黒百合と蛍袋

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初夏の野の花2種を和紙で表し、和紙で折った花包みにあしらいました。
存在感あるクロユリ。優しく素朴な味わいの白いホタルブクロ。凛としたクロユリとたおやかなホタルブクロの異なる趣2種を取り合わせ、初夏の山の風情を伝えました。
花包みは、それぞれの花色を引き立てる色合いのもの2種を重ね合わせ、和紙の自然な風合いを生かしました。

“Kamchatka lily・Hotarubukuro”

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