淡紫色の花色の身近なスミレ。花の直径は2cmほど、花びらの色合いには変化もあります。
ハート形(心形)の葉の形に愛らしさを感じます。開花時の高さは10cm前後です。
優しい色合いの花色を繊細な和紙の色で表しました。
花の直径を1.5cmほど、高さを鉢を含めて6cmほどの大きさで表しました。
”Viola grypoceras”
『雅な雛のつどい展』
淡紫色の花色の身近なスミレ。花の直径は2cmほど、花びらの色合いには変化もあります。
ハート形(心形)の葉の形に愛らしさを感じます。開花時の高さは10cm前後です。
優しい色合いの花色を繊細な和紙の色で表しました。
花の直径を1.5cmほど、高さを鉢を含めて6cmほどの大きさで表しました。
”Viola grypoceras”
早春、野山やごく身近なところで春を告げる野の花は、春の妖精と呼ばれるもの以外にも多彩にあります。
なかでも可憐なスミレの仲間は種類も多く、春を告げる代表的な花。
濃紫の花色と細長い葉の形を持った身近なスミレを紫の板締和紙の色合いで表しました。
花の直径は1cmほど、高さは鉢を含めて6cmほどの大きさです。
”Viola mandshurica”
清楚な白い花が優美な春の妖精。スプリング・エフェメラルと呼ばれる花のひとつ。
花の直径は2cm前後、高さは20cm前後、菊の葉のような切れ込みのある3枚の葉は柄がなく輪生しているところに特徴があります。
ニリンソウの柔らかな緑の葉がふんわりと地面を覆うように広がったなかに白い花が宙を舞うかのように点在したところは優しさと清々しさを感じます。
蕾から開ききるまでの変化も優美です。
開いた花の直径を1cmほど、高さは5cmほどに縮小して草盆栽風にアレンジして花の個性を表しました。
”wind flower”
繊細で透明感のある花が横向きに複数ついた姿と地面に広がるように伸びた葉の取り合わせは、野の花の優しさと野趣を感じます。
花が終わった後も葉は常緑で地上に残りますが、日本の春の妖精のひとつスプリング・エフェメラルとして親しまれています。
薄紅色、濃紅色、白などの花色があります。
花の直径を1cm弱、高さを6cmほどに縮小して表しました。
鉢の大きさは2cm角のものを取り合わせています。
柔らかな風合いの手漉和紙を使い、ひとつひとつの花の動きを出しました。
” Heloniopsis orientalis ”
スプリング・エフェメラルのひとつ。
可憐な白い花穂を4枚の葉に包んで芽吹く姿は妖精のようです。
静御前をイメージして見立てた名の表すように、白い清楚な花と直立した姿勢、4枚の葉の広がり方に凛としたものを感じます。
一人静の別名には吉野静という呼び名があります。
春の息吹を伝えたいと群生して咲く花を、芽吹きのもの、葉が開き始めたもの、葉が開いたものを草盆栽風にまとめました。土台を含めて7cmほどの高さに縮小して表しました。
”Chloranthus japonicus”
春の妖精。スプリング・エフェメラルを代表する花。
鮮やかな黄色の花色が早春の命の瑞々しさを伝えてくれます。
開いた花の直径は1.5cm、高さは4cmほどに縮小して表しました。
開き始めた花の直径は1cm弱で表しました。
手漉和紙の柔軟さと鮮明な染色で花の表情を出しました。
”Far East Amur adonis”
雪国の春の妖精。スプリング・エフェメラルと呼ばれる花のひとつ。
雪割草の名で広く親しまれています。
白、紫、ピンクなどの花色で早春の野を彩ります。
花の直径は1~2cmほど、高さは10cm前後、葉の形と質感に特徴があります。
可憐なピンクの花色のものを花の直径を1.5cmほど、高さは5cmほどに縮小して表しました。
ハート形でしっとりとした厚みのある葉を数枚の質感・厚みの異なる和紙の取り合わせによって表現しました。
”Hepatica nobilis”
春の妖精、スプリング・エフェメラルと呼ばれる花のひとつ。
アズマイチゲと似た形の花ですが、葉の形が菊の葉のような切れ込みがあります。
花色は薄紫のほか、白や濃紫などあります。
花の直径は3cmほど、高さは20cm前後の山野草です。
花の直径を1.5cmほど、高さを6cmほどの大きさに縮小して表しました。
鉢は1.5cm幅の楕円形のものを合わせました。
薄紫の花色のものを楮の繊細な染色の和紙の色合いで表しました。
”Anemone pseudoaltaica”
スプリング・エフェメラルと呼ばれる花のひとつ。
清楚で繊細な白い花が妖精らしさを感じさせてくれます。
花の直径は3cmほど、高さは15cm前後の山野草です。
花の直径を1.5cmほど、高さを5cmほどの大きさに縮小して表しました。
鉢は1.5cm角の6角形のものを合わせました。
楮の手漉和紙の繊維を生かし繊細な花の構造を表しました。
”Anemone raddeana”
早春、小さな花をいっせいに咲かせて春を告げる春の妖精、セツブンソウ。
スプリング・エフェメラルを代表する花のひとつ。
清楚で端正な姿で早春の瑞々しさを伝えてくれます。
花の直径は2cmほど、高さも10cm前後と大変小さな節分の頃に咲く日本原産の山野草です。
花の直径を1cmほど、高さを4cmほどの大きさに縮小して表しました。
鉢は1cm角のものを合わせました。
楮の手漉和紙の白色と繊維を生かし透明感のある柔らかで繊細な花びらの表情を出しました。
”Setsubunsou”