
朱紅の花色と整った草姿が印象的な岩菲(がんぴ)。花びらの切れ込みと涼やかですっきりとした草姿は優美です。鮮明な和紙の染色と柔らかな風合いによって花の風情を表しました。
”Silene banksia”

朱紅の花色と整った草姿が印象的な岩菲(がんぴ)。花びらの切れ込みと涼やかですっきりとした草姿は優美です。鮮明な和紙の染色と柔らかな風合いによって花の風情を表しました。
”Silene banksia”

薄紫の長い花穂に繊細な小花を咲かせる姿が涼やかなヤマスゲ。薮蘭 (やぶらん)という別名で親しまれ、庭園の下草によく用いられます。ヤマスゲの深緑の伸びやかな葉の描く曲線は、風情があります。薄紫の花穂をグラデーションの和紙の変化で表し、花穂の風情を短冊にあしらいました。
“ Big blue lilyturf”

道の傍らで緑の花穂をつける姿を見かける身近な野草、エノコログサ。夏には青々とした緑の花穂が陽の光を受けてきらきらとして愛らしく、心和ませてくれます。花穂のホカホカとした触感と躍動感ある葉の取り合わせた草姿を薄口の和紙の色と風合いを生かして表し、陶器にあしらいました。
”Green bristlegrass”

純白の花が印象的なセンジュガンピ。細やかな花びらの切れ込みが繊細で清楚な日本固有の高山植物です。夏の高原でひっそりと咲く花を和紙の白色としなやかさによって表し、短冊にあしらいました。
” Lychnis gracillima ”

朝露を含んで咲く姿が清々しい朝顔。 しっとりとした色合いの朝顔を和紙の風合いと深みのある染色、和紙の特質を生かして表し、グラスにあしらいました。
”Japanese morning glory”

和紙クラフト「紅葉」
9月17日 (月) 祝日 10:00~12:00
小津和紙 ( 東京日本橋 http://www.ozuwashi.net/ )
紅葉の秋。綾なす紅葉の彩りを和紙の色の取り合わせと配置によって表します。形は簡略にして、葉色に変化を出しながら一枚ごとの葉色を生かす葉の組み方、枝ぶりの表現によって楓の風情を出します。
和紙を手折り、扇に見立てた形状に紅葉をあしらい、立体的な扇絵のように枝を展開させ、立て飾りとして愉しめる形式に一回の講座で仕上げます。
講座のお申し込み・お問い合わせは、小津和紙 文化教室の下記のリンク先
(一日講座のページhttp://www.ozuwashi.net/lectureship_trial.html)までお願い申し上げます。