素朴で可憐な野菊。
明るい黄土色の色紙を扇面の背景に使い、薄紫の花色と花の表情を出したいと考えました。
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そごう千葉店 10/4~10/10
素朴で可憐な野菊。
明るい黄土色の色紙を扇面の背景に使い、薄紫の花色と花の表情を出したいと考えました。
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月の光に照らされた秋の野。
静けさ、秋の気配を金銀を基調とした和紙を使い表したものです。
秋の野には楚々とした秋草が咲き乱れています。
上弦の月には銀の揉み紙を使い画面に奥行きを出しました。
(色紙:12×13.5cm)
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夏の水辺の花、はんげしょう。
爽やかで明るい印象の花の風情を扇面に表し、緑を基調にまとめました。
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残暑が残る頃、薄紅色の可憐な小花が清涼感を与えてくれる秋海棠。
板締和紙の染色の濃淡を活かし花の風情を表しました。
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純白の花色を楮の手漉和紙で表わしました。
花びらの柔らかな質感は手漉和紙にしぼ(皺)を手で寄せて表情を出しました。
(色紙:12×13.5cm)
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浮舟が宇治の邸から突然行方知れずとなり邸内は騒然となりました。
浮舟が母に書き残した「鐘の音の絶ゆるひびきにねをそえて わが世つきぬと君に伝えよ」と詠んだ歌から入水したものと思われました。
浮舟の侍女と侍従は浮舟の母を説得し、浮舟の亡骸のないまま浮舟の葬送が営まれました。
薫は、母女三宮の病気祈祷のために石山寺に籠もっており、葬送がすんでから知らせを受けました。
石山寺から帰京した薫は宇治に行き、浮舟の侍女から一部始終を聞き身の不運を嘆きます。
また、自分の至らなかったところも思い四十九日の法要を手配します。
秋の深まる頃、薫は夕暮れに蜻蛉がはかなげに飛び交う様に重ね合わせ、儚く世を去った宇治の大君、浮舟のことが回想されるのでした。
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濃紅色に白覆輪の朝顔を白の手漉和紙と染色に濃淡のある板締和紙を使い表わしました。
(色紙:12×13.5cm)
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