和紙花暦:Four seasons of flowers」カテゴリーアーカイブ

滑り莧

道端や畑などでみられるスベリヒユ。葉の先に咲く黄色い花は愛らしく、小さいながら夏らしく季節を伝えます。夏の野草の風情を和紙のしっとりとした質感と色合いで表し、陶器にあしらいました。

”Portulaca oleracea”

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岩絡

白色の小花が多数集まって咲くイワガラミ。一片しかつけない装飾花は繊細な花の風情を軽やかに引き立てます。和紙の肌理細やかな質感によって花の風情を表し、陶器の一輪挿しにあしらいました。

”Japanese hydrangea vine”

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未央柳

鮮やかな花色と繊細な造形が優美なビョウヤナギ。唐時代の詩人、白居易の『長恨歌』の一節にある未央(びおう)宮に由来する名のとおり、楊貴妃の眉を「柳如眉(柳は眉の如し)」と宮殿の庭の柳に喩えた細長い葉としなだれた枝は、梅雨の時季の花らしくしっとりとした風情があります。和紙のしなやかな繊維によってしべの長い花の特徴を表しました。

”Hypericum chinense”

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