
春を告げる山野草、白花のハナネコノメ。極小さいながらも純白の花びらと雄蕊の赤の対比が鮮やかで目を惹きます。小花は柔らかな緑の小葉に映え、春の山の清々しさを伝えます。繊細な花の構造を和紙の特質を生かして表しました。
“Chrysosplenium album Maxim.”

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春を告げる山野草、白花のハナネコノメ。極小さいながらも純白の花びらと雄蕊の赤の対比が鮮やかで目を惹きます。小花は柔らかな緑の小葉に映え、春の山の清々しさを伝えます。繊細な花の構造を和紙の特質を生かして表しました。
“Chrysosplenium album Maxim.”
白地に赤紫の筋がくっきりとした、花の直径が1cm弱ほどの小さなスミレ。ハート形の葉と愛らしい白い花の取り合わせが清楚な野に咲くスミレです。和紙の柔らかな質感と白色によって花の特徴を実物大で表しました。
”Viola verecunda”
一の谷の合戦で平敦盛を討ち取った源氏の武将、熊谷直実に由来する名を持つ春の山野草。花と葉の形状に合わせて選択した和紙素材の特質を生かし、高さ10cmほどの大きさに表しました。
春を愛でる ” 熊谷草 ”
”Japanese Cypripedium”
「雛の季節を待ちながら・・・」
2019年 1月30日 (水)~ 2月4日 (月) 10:00~19:00 (最終日18:00終了)
日本橋三越本店 新館8階 ギャラリーアミューズ
豊麗な色と香りを持つ牡丹。 大輪では直径20cmほどになる牡丹の花を直径8cmほどに縮小しました。 古木から立ち伸びた枝が直立し、枝先に大輪の花を咲かせる姿は気品があります。深みのある暗赤色の花を柔らかな質感の和紙の色合いを生かし、波打つような花びらの表情を出しました。 作品の高さは、13cmほどの大きさです。
~春を愛でる~ ”黒牡丹”
“Peony”
「 雛の季節を待ちながら・・・ 」
2019年 1月30日 (水) ~2月4日(月)
日本橋三越 新館8階 ギャラリーアミューズ
春の野辺を飾るスミレ。日本には人里、森、高山、海辺などそれぞれの生育地に適合した多種多彩なスミレをみることができます。スミレ科のなかでも陽当たりの良い野原や道端など身近にみられる、小さいながらも紫の花色が目を引く可憐なスミレ。また、スミレの種類によって葉の形が異なるところに多彩な個性を窺えます。
花色が印象的なスミレを赤みのある紫の和紙の染色と柔らかな質感を生かして表しました。高さは、7cmほどの大きさです。
~春を愛でる~ ”菫”
”Viola mandshurica”
「 雛の季節を待ちながら・・・ 」
2019年 1月30日 (水) ~2月4日(月)
日本橋三越 新館8階 ギャラリーアミューズ