和紙を漉くために原料のつなぎとしての糊（ネリとよばれる粘液）を樹皮からとったところに由来する名を持つノリウツギ。白い花穂（かすい）が円錐状に広がる花穂を和紙の繊維の強さと白色を生かし表しました。

”Hydrangea paniculata”

盛夏。涼感を伝える朝顔。凛として冴えた花色と躍動感ある蔓と葉の動きを和紙の落ち着いた色合いと薄くしなやかな質感で表し、グラスにあしらいました。

”Morning glory”

涼やかに可憐な花を咲かせるカワラナデシコとセンジュガンピ。ナデシコ科の2種の山野草を和紙の繊維の強さとしなやかさで表し、竹の花器にあしらいました。

”Summer Wildflowers”

花びらの繊細な切れ込みが 可憐なカワラナデシコ。たおやかな草姿を和紙の柔らかな色合いと風合いによって表しました。

” Pink” 

涼やかで清楚な桔梗。凛とした佇まいの花を和紙の素材の特性によって表しました。

” Balloon flower”

6月の花、紫陽花。和紙の多彩な紫の色合いで表し、ブーケにまとめました。

初夏から秋、身近にみられるヒメジョオン。白い繊細な花びらは涼やかに季節を伝えます。素朴な野の花を和紙の繊維の強さによって表し、陶器にあしらいました。

“Erigeron annuus”

繊細な白花が清楚な高山植物、センジュガンピ。ごく小さな花びらの切れ込みが可憐な花の風情を手漉き和紙の繊維の強さとしなやかさによって表し、陶器の一輪挿しにあしらいました。

”　Lychnis gracillima　”

一雨ごとに 瑞々しく緑から花色を深め、変幻の色を見せるアジサイ。青い紫陽花を青系統の和紙の色合いで表し、立体感ある和紙のフレームにあしらいました。

白から濃紅色へとの花色の変化が鮮やかなベニガク。小ぶりで可憐な風情のアジサイを紅色のグラデーションの和紙で表し、竹の花器にあしらいました。

” Hydrangea”