初夏、白い花を咲かせる紫草。紫草は、紫根（しこん）と呼ばれる根に紫色の色素成分を持ち、高貴を象徴する” むらさき”色の染料とされていました。花は小さく目立ちませんが、その染料の美しさから万葉集をはじめ、和歌に詠まれてきました。

清楚な白い花を引き立てる清々しい葉の風情を和紙の取り合わせによって表し、和紙で象った蛤にあしらいました。

清々しい青葉に映えるシロヤマブキ。清楚な趣のシロヤマブキを和紙の取り合わせで表し、和紙で象った蛤にあしらいました。

 ”Rhodotypos”

一重の桜を想わせる愛らしい桜草。春の野に咲く花の風情を和紙の柔らかな風合いによってを表し、和紙で象った蛤にあしらいました。

”Primrose”

黄色の小花が鮮やかなレンギョウ。まっすぐな枝ぶりが小花を生き生きと見せるレンギョウの風情を和紙の特質を生かして表し、和紙で象った蛤にあしらいました。

”Forsythia”