桜柄の友禅和紙を衣装に吉祥文様の亀甲の友禅和紙を袴に取り合わせた一作。
色紙には桜をイメージする色合いのものを使い、色紙と同系色の掛け軸を取り合わせました。
掛け軸の背景に使った白い亀甲文様の和紙はかな料紙です。
(色紙:12×13.5cm)
2012年2月1日(水)~2月7日(火)
日本橋三越本店 新館8階 ギャラリーアミューズ
桜柄の友禅和紙を衣装に吉祥文様の亀甲の友禅和紙を袴に取り合わせた一作。
色紙には桜をイメージする色合いのものを使い、色紙と同系色の掛け軸を取り合わせました。
掛け軸の背景に使った白い亀甲文様の和紙はかな料紙です。
(色紙:12×13.5cm)
花丸文様の友禅和紙を衣裳にした雛。
男雛の袴と女雛の帯に朱赤の友禅和紙を使い、落ち着いた古典的な趣を出したいと考えました。
女雛 (高さ:13cm)
寸松庵色紙(豆色紙)サイズに収めた雛。
蝶の図柄と色合いが雛の季節らしい友禅和紙を衣装に選んだ一作。
衣装と同系色の掛け軸を取り合わせ飾りました。
(色紙:12×13.5cm)
梅に扇面柄の友禅和紙を衣裳にした雛。
男雛の袴に市松文様の友禅和紙を取り合わせ、愛らしさを出したいと思いました。
女雛 (高さ:13cm)
九月九日の重陽の節句飾り。
長寿を願い菊を飾り祝います。
白、黄、紫の菊を和紙の色合いと風合いを生かし表しました。
黄色のぼかしの入った色紙を使い芳しい香りや生命感を出してみたいと考えた取り合わせです。
一枚の掛け軸で五節句を季節ごとにブログ上で掛け換えたイメージをご覧いただきました。
いつもご覧いただいております花色紙と同じサイズの寸松庵色紙(豆色紙)を使っています。
五節句の短冊飾りを色紙にと要望をいただいておりました。
縦に長い短冊の画面と比べて、縦横比が正方形に近い画面ではそのまま立てても飾っていただける大きさに納めるには扱いにくいものもあり、昨春より検討を重ねてまいりました。
「和紙の雛つどい展」では、このほか花を画面上に表した作品につきましても寸松庵色紙(豆色紙)を使ったものを出展したいと思っております。
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七月七日の七夕飾り。
中国から伝わった「乞巧奠(きっこうでん)」という針仕事や芸事の上達を星に願う行事と日本の風習と結びついた七夕の節句。
織姫が織物が巧みであったことから五色の糸や布などを飾りました。
笹の葉に短冊と五色の糸を掛け、七夕飾りを表わしました。
笹の枝も強制紙、板締和紙など和紙素材のみで枝の動きを出しています。
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一月七日、人日の節句の色紙飾りを掛け軸に合わせ飾りました。
色紙のシリーズでは花包みの縁紅紙や梅・皐月・橘など白い花に使った和紙の白が引き立つよう、季節に合わせてぼかしの色が入る色紙を選んでいます。
また、合わせていただく掛け軸の素材や色合い、デザインによって柔らかくも引き締まった印象にもなるかと思います。
上巳、端午はすでに紹介しておりますが、七夕、重陽を含めて5つの節句飾りを同じ淡い色合いの裂(きれ)の掛け軸と合わせたものをご覧に入れたいと思います。
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五月五日は端午の節句。
邪気を払う菖蒲や蓬は季節の花と合わせて薬玉にもされました。
立てても飾っていただけるよう収めました。
花には強制紙、板締和紙を使い立体感を出しました。
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三月三日のひな祭りは「上巳(じょうし)」と呼ばれる節句です。
橘と桜を取り合わせ、雛の季節を祝う色紙飾りに表しました。
桜の花には立体感が出るように濃淡のはっきりした板締和紙を使いました。
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