「源氏物語絵巻 第四十三帖 紅梅」 “Genji Monogatari Emaki no.43 Koubai” 柏木の弟、按察(あぜち)大納言は娘の中君の婿に匂宮を考えています。 大納言は邸の庭にある紅梅を一枝折らせ、「心ありて風の匂はす園の梅にまづ鶯のとはずやあるべき」と梅の園に鶯が訪れるように匂宮に訪れて欲しいものと歌を添え匂宮の元へ贈ります。