
瑞々しく夏の朝を彩る朝顔。涼やかな紫の花色の朝顔を和紙の落ち着いた色合いによって表し、扇子にあしらいました。
”Morning glory”

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一日講座「竜胆に照葉」
2023年 9月18日 (月)祝日 / 9月30日(土)
各日 10:00~12:00
小津和紙 ( 東京日本橋 http://www.ozuwashi.net/ )
秋の山野で爽やかに季節を伝える野趣あるリンドウ。まっすぐな草姿が秋草らしい佇まいのリンドウを和紙のしっとりとした色合いとしなやかさで表します。和紙の彩で表したナナカマドの紅葉を添え、立体感ある花包みにあしらい、そのまま飾っていただける形式に一回で仕上げます。
講座のお申し込み・お問い合わせ・変更は、小津和紙文化教室(一日講座のページhttp://www.ozuwashi.net/lectureship_trial.html)までお願い申し上げます。
夏の山野で紅色の小さな蝶形の花を密につける様が愛らしいコマツナギ。立ち上がった花穂と躍動感を引き立てる葉の風情を柔らかな和紙の風合いによって表し、扇子にあしらいました。
”Indigofera pseudotinctoria”
夏の湿り気のある山野で楚々として咲く花々。俯き加減に咲く姿が優しいシュウカイドウ。柿色の小振りな花がすっきりとした草姿に映えるカキラン。涼やかな佇まいのキツリフネ。三種の山野草を落ち着きのある和紙の色合いとしなやかな質感によって表し、竹の花籠にあしらいました。
“Hardy begonia ・Epipactis thunbergii・Yellow Balsam ”
七夕に寄せ、優美な絹の唐糸に見立てた名を持つカライトソウ、繊細な白い糸状の小花が清楚なカラマツソウ、鮮やかな朱の花色が涼やかなガンピをそれぞれの植物の特性に合わせ、和紙を取り合わせて表し、木製の花器にあしらいました。
”Sanguisorba hakusanesisi ・Meadow rue・Silene banksia”
夏の水辺を爽やかな葉色で彩るハンゲショウ。葉の一部が白くなり、白い花穂に細やかな花を咲かせるハンゲショウを白と緑の和紙の取り合わせ方と繊維の強さによって表し、グラスにあしらいました。
“Lizard’s tail”
薄黄色の花を夕暮れに咲かせるユウスゲ。草原で夏の訪れを優しく告げる山野草の風情を薄くしなやかな風合いと柔らかな色合いの和紙で表し、竹の花器にあしらいました。
”Hemrocallis citrina var. vespertina”