18日より開催されます京洛老舗の会に向けて企画いたしました。
立体の表現と並行して平面で立体感ある四季の表現もしていきたいと思っております。
投稿者「ymatsu」のアーカイブ
「花色紙 桜」10.3
“Hana-Shikishi Cherry Blossoms”
一重の桜。
赤味のある葉色で明るさを出しました。
扇面の料紙は白を使い、花色と葉色の対比によって淡い花色を浮かびあがらせました。
桜柄を愉しむno.2
桜が一面に散らされた小桜文様を小笠原雛の衣裳に選びました。
可憐な小桜は鶴やたとうなどさまざまな用途に合わせやすいと思います。
地に金一色で伝統文様を描いた友禅和紙(加賀友禅和紙)を使い伝承雛の趣を出しました。
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桜柄を愉しむno.1
友禅紙の図柄で最も多いのが桜の図柄。
デザインも伝統的なものから斬新なもの、色合いも伝統色からパステルカラーのものと幅広く愉しんでただけます。
桜の季節に寄せ、折る題材に合わせ桜柄を活かしてみました。
3/18~3/23に京洛老舗の会にて講習いたします折り紙です。
折り紙のサイズは18cm角です。左より傘、金魚、花かごです。
画像の右手の折り紙は使用した友禅紙の色違いのものを並べてあります。
花かごには板締和紙をあしらいました。
花かごは小物を入れるものとしてお使いいただけます。
「花色紙 八重桜」10.2

“Hana-Shikishi Cherry Blossoms”
春の京都を彩るさまざまな桜。
優美な八重の桜の風情を淡い花色を重ねて柔らかさを出しました。
枝のぶりによっても表情が変わってきます。
そうしたところを紹介してまいります。
「花色紙 桜」10.1

“Hana-Shikishi Cherry Blossoms”
一重の山桜。
淡い花色と赤紫と茶が混ざり合った葉色で柔らかさを出しました。
扇面はクリームがかった鳥の子色のかな料紙を使い明るく穏やかな春の風景をイメージしてみました。
扇面にした料紙によって花の趣を引き出しました。
「和紙でつづる戦国時代と女性たち」
3月12日より和紙でつづる「戦国と女性たち」展が長野県長野市にて開催されます。
2010年3月12日(金)~3月17日(水)
午前10時~午後7時 (最終日は午後5時閉場)
ながの東急 別館シェルシェ5階ホール (入場無料)
詳しくはこちらをご覧ください http://kakky.vivian.jp/duo/archives/000847.html
今回は和紙の花を出展しております。
タイトルにありますように和紙人形作家による戦国を生きた女性の物語をご覧いただけます。
絵巻のように物語仕立てとなった作品もございます。
和紙の多彩な表現をお愉しみいただけましたら幸いです。
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「花色紙 椿」10.2
胡蝶侘助椿をモデルに小さな椿を色紙に収めました。
紅に白が斑に入っている板締和紙の染色そのままを活かしています。
紅の染色も椿の紅をごく自然に感じさせてくれる優しい色合いのもを選びました。
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「 薔薇とチューリップのブーケ」10.1
3月18日~3月23日に講習いたします花の折り紙です。
板締和紙で折ることで、花の色や形を自然に表現できます。
バラは昨秋に初めて講習いたしましたが、アレンジの仕方や折り方を工夫してまとめやすくしました。
葉は省略して緑系の色の和紙で包んで葉に見立てています。
板締和紙の折り紙(花の色)の大きさは12cm角です。
ミニチュアローズとほぼ同じくらいの大きさで、大輪の花は直径5cmくらいのものができますのでリアル感も出てきます。
花と花を包む和紙の色の選び方でシックなもの、可憐なものと愉しんでいただけます。
花を包む和紙を2重にすることで立体的に飾っていただけます。
「胡蝶侘助」
紅桃の地に白斑が入る極小輪の椿。
3月~4月咲き。
胡蝶侘助を色紙にということを受けてのものです。
枝の長さは花色紙に収まる大きさです。
大きさも実物大でリアル感を出したいと思いました。
椿の中でも一重で小さな花ですが、一輪の花を際立たせたいと葉を多く入れて間をとりました。
樹皮を漉き込んだ和紙を花入れに見立て、飾ってみました。
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