
朱の花色が涼やかな山野草、フシグロセンノウ。すっきりとした姿の夏草を和紙の落ち着いた色合いとしなやかな風合いによって表し、扇子にあしらいました。
”Campion”
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諸般の事情により7月に予定しておりました 一日講座「秋草のブーケ」は休講となりました。改めての開催を考えております。何卒、ご了承ください。次回講座の日程と内容につきましては決まり次第、お知らせ致します。

道端や畑などでみられるスベリヒユ。葉の先に咲く黄色い花は愛らしく、小さいながら夏らしく季節を伝えます。夏の野草の風情を和紙のしっとりとした質感と色合いで表し、陶器にあしらいました。
”Portulaca oleracea”

飾り気のない淡い色合いの花が清涼感がある昼顔。細い蔓と葉が生命感を引き立てる花の風情を和紙の繊維の強さを生かして表し、扇子にあしらいました。
”Calystegia japonica”

優しい風情の花を涼しげに咲かせるシュウカイドウ。うなだれて咲く姿が清楚な白花のシュウカイドウをしっとりとした和紙の風合いによって表し、グラスにあしらいました。
“Hardy begonia”

たおやかで可憐な撫子(なでしこ)。平安時代の七夕には花の優劣を競い、七夕伝説に寄せて歌合(うたあわせ)をする、「瞿麦合」(なでしこあわせ)が催され、可憐な草姿が愛でられました。和紙による撫子を扇面にあしらい、敷き紙にかな料紙を取り合わせ、星合をイメージしました。
”Tanabata”