源氏物語 1~27:Genjimonogatari 1~27」カテゴリーアーカイブ

「源氏物語絵巻 第十五帖 蓬生」

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“Genji Monogatari Emaki no.15 Yomogyu”
源氏物語絵巻シリーズの一作。
藤の花に誘われて、源氏は末摘花の屋敷を訪れます。
雨上がりの月夜で、木々から雨の雫が時雨のように注いでいます。末摘花の邸は蓬がひどく生い茂っています。
傘で雫をよけながら、蓬の生い茂る中を分け入り邸へ向かいます。雨露を受けた蓬が月明かりで輝く様を画きました。
源氏は、自分を待ち続けた末摘花を自邸に引き取ります。

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「源氏物語絵巻 第十四帖 澪標」

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“Genji Monogatari Emaki no.14 Miotsukushi”
源氏物語絵巻シリーズの一作。
帰京した源氏は内大臣となり、再び政権は源氏に戻りました。
秋にお礼参りに住吉神社に参詣しました。住吉参詣には折りしも、明石入道と明石の上も来ていました。
明石入道と明石の上は、源氏の行列の盛大で華やかな様子に気後れし、源氏とは会わずに舟を難波に戻させました。

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「源氏物語絵巻 第十三帖 明石」

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“Genji Monogatari Emaki no.13 Akashi” 
嵐の夜、夢に亡父の桐壺帝が現れ、住吉の神の仰せにより、すぐに須磨を去るように告げました。翌朝、夢のお告げを受けたと、明石入道の使者が源氏を迎えに来ます。
源氏が須磨から明石へ移る場面を画きました。
友禅和紙の露芝文様を波に見立て、明石の海を表現してみました。

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「源氏物語絵巻 第十二帖 須磨」

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“Genji Monogatari Emaki no.12 Suma”
源氏は政変によって、自ら都を離れて須磨へ退去を決意します。須磨には訪れる人もなく、侘しさから遠方の波音が海辺にでもいるかのように聞こえます。
須磨の浦波の音が響く様を友禅和紙の文様を使い、和紙画で表しました。

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