
清楚に咲く一重咲きのノイバラ。小振りな花が素朴で愛らしいノイバラの趣を楮の和紙の色としっとりとした風合いで表し、グラスにあしらいました。
” Japanese rose “

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和紙クラフト 一日講座「秋草のブーケ」
2023年 7月17日 (月)祝日 / 7月29日(土)
各日 10:00~12:00
小津和紙 ( 東京日本橋 http://www.ozuwashi.net/ )
秋の七草の一種、可憐な河原撫子(カワラナデシコ)。深山の樹林で清楚に季節を伝える、同じくナデシコ科の日本固有の山野草、千手岩菲(センジュガンピ)。たおやかなナデシコの楚々とした風情は、初秋の情趣を醸し出します。
細やかで優しい秋草2種を和紙ならではの柔らかさと温かみのある質感と色合いによって表します。作品は素朴で味わい深い和紙の花包みにあしらい、そのまま飾って愉しめる形式に一回で仕上げます。
講座のお申し込み・お問い合わせ・変更は、小津和紙文化教室(一日講座のページhttp://www.ozuwashi.net/lectureship_trial.html)までお願い申し上げます。
白い小さな粒状の花が愛らしい二人静(ふたりしずか)。花穂が2本付く個体が多いことから二人静と呼ばれる山野草の清楚な佇まいを和紙の取り合わせ方によって表し、陶器にあしらいました。
“Chloranthus serratus”
春の余情を伝える色鮮やかな山吹。しなやかな枝にまばらに付く、優しい花の風情を鮮明な和紙の色合いと柔らかな質感によって表し、和紙で象った蛤にあしらいました。
”Japanese kerria”
枝先に愛らしい花を数多く咲かせ、辺りを明るく華やかに春を伝えるカイドウ。紫の花柄につく薄紅の花びらと濃紅色の蕾の艶やかな風情を和紙の繊細な色合いによる変化によって表しました。
“Flowering crab applle”
春、浅緑の葉を広げて春の訪れを伝える柳。春の景として桜の花の白さを柳の柔らかな緑が引き立ててきました。しなやかに葉を伸ばしてそよ風に揺れる柳の風情を柔らかな和紙の色合いと質感により、短冊の画面を生かして表しました。
”Willow”