和紙花の桔梗・おみなえし・萩・薄・河原撫子を取り合わせました。
それぞれの花の趣にあった色合いと風合いの和紙を選び、実物の花と同じくらいの大きさで制作したものを樹皮を漉き込んだ和紙で作った器にアレンジし初秋の風情を伝えたいと思いました。
作品の高さは17cmほどです。
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「立体造形:crafts」カテゴリーアーカイブ
「夏の野」
夏草の生い茂る野を和紙花による昼顔、葛の葉で立体的に表したもの。
青々とした夏の野を昼顔や葛の葉色で表現しました。
葛の葉には和紙の光沢感を生かしました。
昼顔は実物の花とほぼ同じ大きさで制作しています。
(色紙:12×13.5cm)
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バラのブーケ
板締和紙の光沢感、柔らかな染色を生かした和紙によるバラ。
樹皮の繊維を漉き込んだ和紙と板締和紙を合わせて花包みました。
リボンには縦縞のしぼが寄せられた茶色の柳絞りの和紙を取り合わせ、自然な趣や和紙ならではの風合いを生かしました。
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「月」
秋を象徴する月を薄と取り合わせて表わしました。
薄の葉で動きを出し秋の気配を伝えたいと考えました。
(色紙;12×13.5cm)
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7月28日~8月3日
「待宵草」
「あけび」
秋に実が紫に色づくあけび。
三つ葉のあけびを制作する機会がありました。
実物大をひとまわりほど小さくしたもので、花色紙のサイズと同じ色紙に収まる大きさです。
実の色の鮮やかさを板締和紙を使い表わしました。
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「薔薇」2
明るい色合いの薔薇を板締和紙と強制紙を使い色の変化をつけました。
大きく開いた花の大きさで3センチほど、高さは鉢を含めて12センチほどです。
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2011年1月26日(水)~2月1日(火)
日本橋三越本店 新館8階 ギャラリーアミューズ
「薔薇」1
前回、要望をいただいておりました薔薇。
ミニチュアのシリーズに薔薇を加えました。
板締和紙の染色を花色に活かしました。
花は大きく開いたもので3センチ角ほどで、高さは鉢を含めて12センチほどです。
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2011年1月26日(水)~2月1日(火)
日本橋三越本店 新館8階 ギャラリーアミューズ
「駿河町越後屋」no.5
建物: 高さ.35cm/幅.60cm/奥行.35cm
(人形制作:岩井昌子作 建物・小道具:松山祐子作)
浮世絵師奥村政信作の画「駿河町越後屋呉服店大浮絵」を元に立体化した作品を正面からみたものです。
細部をご覧いただきたいと店先の人物をクローズアップしてみました。
店先の人物はそれぞれに商品や書類、着物の図案など持ち、やり取りが行われています。
店先には煙草盆が置かれてお茶の接待が行われています。
お茶の接待を受けている人物は店先で座っている女性のお供の者です。
また、下駄が片方がひっくり返ったまま置かれてあるところも勢いが感じられて制作していて面白みを感じたところです。
小道具ひとつひとつにある意味合いやそのもののつくりを調べることも人形の世界を表現する上での愉しみになっています。
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