
白い十字の花が清々しいドクダミ。素朴な野の花の風情を和紙の持ち味によって表し、和紙で象った蛤にあしらいました。
“Houttuynia cordata”

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紫から青味を増していく花色が清々しいホタルカズラ。花の中心に白い星形の筋がくっきりと浮かび、小さな青紫の花色を引き立てます。春から初夏へと移ろう季節をを爽やかに伝える山野草を和紙の取り合わせによって表し、扇子にあしらいました。
”Buglossoides zollingeri”
深山の花、オオヤマレンゲ。純白の大輪の花と大きく開いた葉の取り合わせは気高く、ゆったりとして安らぎます。花の部位に従い和紙を選択し、広やかな花の風情を表しました。
“Magnolia sieboldii”
初夏、芳香を漂わせる繊細な白い花が清楚なスイカズラ。細やかで優しい風情の花を白い手漉き和紙の柔らかな色合いとしなやかさで表し、和紙で象った蛤にあしらいました。
“Japanese Honeysuckle”
和紙クラフト「ナニワイバラ」
2021年 5月29日(土) / 6月5日 (土)
各日 10:00~12:00
小津和紙 ( 東京日本橋 http://www.ozuwashi.net/ )
清楚な一重のバラ、蔓性のナニワイバラをイメージした優しい花の風情を楮の手漉き和紙の持つ白と瑞々しい緑の色合いを生かして表します。シンプルな花の立体感、表情の豊かさを手漉き和紙のしなやかな風合いによってイメージに込めていきます。作品は和紙の花包みにあしらい、そのまま飾っていただける形式に一回で仕上げます。
講座のお申し込み・お問い合わせ・変更は、小津和紙文化教室(一日講座のページhttp://www.ozuwashi.net/lectureship_trial.html)までお願い申し上げます。