投稿者「ymatsu」のアーカイブ

「花色紙 椿」09.3

“Hana-Shikishi Camellia”
斑入りの椿。
紅地に斑が入る八重の花びらを一枚の板締和紙で表わしました。
白地の和紙に紅が斑状にぼかされて入っています。
一枚の紙の採り方によって紅が多く入るところ、白が多く入るところと変化をつけることができます。
使用した板締和紙は、自然な光沢や透明感もあります。
そうした和紙の特性を活かし斑入りの椿の風情を表わしました。
(12×13.5cm)
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「いぬたち」no.2

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“Dogs”
左から ウェルシュ・コーギー・ペンブローク(Welsh Corgy Pembroke)
ラブラドール・レトリーバー(Labrodor Retriever)
パピヨン(Papillon)
フレンチ・ブルドッグ(French Bulldog)
トイ・プードル(Toy Poodlle)
柴(Shiba)

ラブラドール・レトリーバーの高さは6センチ弱ほど。
犬種によって大きめに作っているものもあります。
来年1月に開催されます「和紙の雛つどい展」に出展するものの一部です。
今度の展示会では、このほかネコや小鳥など動物たちの作品も出展いたします。
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「クリスマスリース」’09.1

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“Christmas wreath “

平面のクラフトによる和紙のリースです。
金の揉み紙のリボンをあしらい、和紙の彩を楽しんでみました。
柊の葉は揉み紙、板締和紙、友禅紙など紙の質感の違うものを合わせて変化をつけました。
背景にした雪の文様のある紙は江戸からかみです。
(12×13.5cm)
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「枯野」

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“Winter filed”
冬の野。
荒涼とした風景も春にはまた芽吹き、緑の野が再生されます。
友禅紙の色合いと図柄からイメージが広がりました。
立ち枯れた草が薄っすらと雪で覆われた野の風景を友禅紙と白い和紙で表わしました。
白い和紙をちぎって雪の質感を出しました。
サイズはポストカードの大きさです。
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「芥子雛」’10.2

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“Hina”

高さ5センチほどの小さなお雛さまです。
芥子雛は三寸(10センチ弱)以下の寸法で作られたものです。
芥子粒ほどの大きさというところからそう呼ばれ、高さ3センチ以下のものもあったようです。
江戸中期以降、流行したお雛さまです。
幕府が豪華になっていく雛人形の大きさを規制したことからミニチュアサイズで作られたことが始まりです。
芥子雛も規制させるほど精巧で華麗なものが作られました。
友禅紙(友禅和紙)を衣裳に使い、紙素材らしいシンプルさと古典の趣を楽しんでいただけるかたちに表わしてみました。
男雛に使った友禅紙は金糸で刺繍がされたような工夫が施されています。

和紙の雛つどい展 日本橋三越本店 1/27~2/2

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