春の野の花、翁草とすみれを和紙で表わしました。
花の大きさは実物大で制作しています。
翁草の花色は色の濃淡がはっきりしている板締和紙の染色を活かしました。
素朴な春の野の花を薄くて柔らかな樹皮を漉き込んだ生成りの和紙で包みました。
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「立体造形:crafts」カテゴリーアーカイブ
「春の面影」
この世にはわすれぬ春の面影よ おぼろ月夜の花のひかりに (式子内親王)
この世にある限りは忘れることのない春の面影
朧月夜の光に花がほのかに浮かびあがって
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「胡蝶侘助」
紅桃の地に白斑が入る極小輪の椿。
3月~4月咲き。
胡蝶侘助を色紙にということを受けてのものです。
枝の長さは花色紙に収まる大きさです。
大きさも実物大でリアル感を出したいと思いました。
椿の中でも一重で小さな花ですが、一輪の花を際立たせたいと葉を多く入れて間をとりました。
樹皮を漉き込んだ和紙を花入れに見立て、飾ってみました。
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「紅白梅」
3月12日(金)から3月17日(水)に長野県長野市のながの東急百貨店、シェルシェ5階ホールにて『和紙でつづる 戦国時代と女性たち』が開催されます。
詳しくはhttp://kakky.vivian.jp/duo/archives/000847.htmlをご覧ください。
長野への出展は2005年の『和紙でおりなす子どもの歳時記 折り鶴百彩展』以来です。
今年のテーマはタイトルにありますとおり、戦国の時代を生きた女性を和紙人形で表わした作品が多数展示されます。
展示会では和紙の雛も展開されます。
今回、私は人形ではなく季節のしつらいとして花を立体感の花入れと合わせシリーズを長野に出展いたします。
長野での展示会は、初期の頃から花の作品を出展してまいりました。
今回の作品は実物大の花の大きさで制作しています。
花と立体感ある花入れの組み合わせをご覧いただきたいと思っております。
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「かるた遊び」
和紙人形の小道具として短冊を細かく裁断して制作したものです。
百人一首の中から選んだ数首をかるたにしました。
かるたの幅は1センチほどで、取り札は文字が読めるようにしました。
小道具によって臨場感を出していく一例として紹介いたしました。
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「椿と花入れ」’10
「桜の花入れ」
「桜花」
「瑞祥」
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
また温かなコメント・ご支援をいただき励みとなりました。
来年が良き年となりますよう、紅白の色が調和した椿に託し飾りました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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