花色紙(秋の七草):Seven flowers of autum」カテゴリーアーカイブ

「花色紙 薄に月」10

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“Hana-Shikishi Japanese pampas grass and moon”

澄んだ空にかかる明月と薄の野。
薄の穂のひとつひとつの描く線によって秋の情感を出しています。
黒の色紙に朱と紺を取り合わせの掛軸を使い、秋の月を浮かび上がらせました。
(12×13.5cm)
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10月5日(火)~10月11日(月)
「京都老舗の会」
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「萩に撫子」

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“Autumn Grasses”

流がれるような線を描く萩となでしこ。
可憐ななでしこに秋の情緒を醸し出す萩を取り合わせ、なでしこと萩の描く線を立体感ある扇面画として表わしました。
板締和紙の染色、葉に使った強制紙の質感、八女の手漉和紙の白とそれぞれに持ち味の違った和紙の取り合わせによってメリハリをつけました。
(12×13.5cm)
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初秋を彩るクラフトフェア
8/14~8/18
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「武蔵野」

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“Autumn Grasses”

秋草のなかでもとりわけ薄は月と取り合わされて武蔵野の象徴として描かれてきました。
むさし野は 月の入るべき 嶺もなし 尾花が末に かゝる白雲 (続古今 源通方)
上記の歌をはじめ古来、和歌に詠まれてきました。
一面の薄の原に昇る月と風に靡く薄で和歌に詠まれてきた秋の武蔵野のイメージを表わしました。
(12×13.5cm)
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初秋を彩るクラフトフェア
8月14日~18日
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