『夏を楽しむクラフト展』(7/28~8/3:東急東横店)に向けた季節を先取りして涼感を味わっていただきたい趣向のもの。
色紙は豆色紙(寸松庵色紙:12×13.5cm)の大きさです。
次回の展示では壁面を使った平面と立体作品も予定しております。
画像の作品は、かな料紙・板締和紙などを使い手描きの部分を組み合わせて表わしました。
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「和紙画:washi-ga」カテゴリーアーカイブ
“Moon and bamboo blind”
「秋草」
「青い紫陽花」
「あじさい」
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「新緑」
「春の夕」
花の上にしばし移ろう夕づく日 入るともなしに影消えにけり (永福門院 風雅集)
自然を時間の推移のなかで動的、感覚的に捉えた永福門院(中世の代表的女流歌人)の御歌からイメージを広げました。
動きのあるなかで夕暮れ時の静寂さを伝えてみたいと思いこの歌を選びました。
花の上にうつる夕日の光が夕闇に消え入るまでの時間の流れを散り行く花びらで表わしました。
背景は2種類の桜柄の友禅和紙を使っています。
(色紙:12×13.5cm)
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「さくら」10.1
「静夜」
“White Christmas”
3枚の友禅紙(友禅和紙)と白の揉み紙を使い銀世界のクリスマスの夜をイメージしました。
樹木を表わした友禅紙の図柄は、京都の北山杉がイメージされます。
図柄には樹木のところどころに金遣いが施されています。
(12×13.5cm)
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「枯野」
“Winter filed”
冬の野。
荒涼とした風景も春にはまた芽吹き、緑の野が再生されます。
友禅紙の色合いと図柄からイメージが広がりました。
立ち枯れた草が薄っすらと雪で覆われた野の風景を友禅紙と白い和紙で表わしました。
白い和紙をちぎって雪の質感を出しました。
サイズはポストカードの大きさです。
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